Army Pullover Shirt Cotton Linen Denim indigo
1930年代から1940年代初頭にかけて、アメリカ軍の現場で使用されたArmy Pullover Shirt を背景にBONCOURAの解釈を経て再構築。
Army Pullover Shirtは当時、大量の兵士を抱える時代背景の中で、軍衣料には「効率よく作れること」「壊れにくいこと」「最低限の機能を満たすこと」が強く求められていました。
このプルオーバー型のシャツは、そうした要求に応えるために生まれた、非常に合理的な衣服で、前開きのフルオープンシャツに比べ構造は簡素で、縫製工程も少なく、生産性に優れていました。
衣服としての完成度や洗練よりも、まず“数を揃えること”“現場で使えること”が優先された時代の産物と言えます。
一方で、このシャツは現在の視点で見ると、ワークウェアとしてはまだ発展途上にあった過渡期の服でもあったと考えます。
着脱のしやすさ、耐久性、作業時の負荷分散といった点では、のちに登場するフルボタンのワークシャツやジャケットほど洗練されていません。
それでも当時は、最小限の仕様で現場を支える“実用のための服”として機能していました。
無駄を削ぎ落とした結果として生まれた、短い前立て、直線的なシルエット、簡素な構造。
US Army Pullover Shirt は、完成されたワークウェアではなく、
ワークウェアが「かたち」を探していた時代の途中経過そのものだとBONCOURAは考えます。
その時代背景を色濃く残したまま新たなシャツとして、生まれ変わりました。
素材には、コットンリネンデニムを採用しました。
軍服由来の無骨さを残しながらも、リネンを混ぜることで生まれる手触りと空気感は、この服を“道具”から、日々の装いへと自然に引き上げてくれます。
デニムでありながら重すぎず、着込むほどに表情が変わっていく素材です。
かつての軍衣料が現場で使われ、時間とともに変化していった姿とも重なり、このシャツもまた、着る人の時間とともに完成していきます。
サイズ表は洗濯乾燥後の縮んだ状態のものです。
| サイズ |
着丈 |
肩幅 |
身幅 |
袖丈 |
| 36 |
73.5 |
50 |
124 |
58 |
| 38 |
76 |
51 |
128 |
60 |
| 40 |
79.5 |
53 |
132 |
63 |
| 42 |
82 |
54 |
136 |
65 |