原皮から選び抜いた最高の素材 原皮選びは奥が深く春夏秋冬の気温差、梅雨や冬の乾燥等の湿度の差によっても性質が変わってきます。 それだけでなく現地によって育て方や原皮の処理の仕方が違うので見極める必要があります。 その中で満足のいくクオリティの原皮を産地等も指定して厳選しています。 上質な革を選別していますが、原皮は1枚1枚表情が違います。 原皮は天然の物であり、人の肌と同じように全く同じものはありません それと同じように傷やシミは必ず存在しますが1つとして同じものはないので 自然の中で生きた証である傷やシミ等も風合いとして楽しんでいただければと思います。 革やアイテムによって考え抜かれた最高の鞣 一般的になめしといえば タンニン鞣、クローム鞣、油鞣、塩鞣、等のなめす方法が色々あります。 ウエットブルー、クローム鞣を代表する色の生地 日本ではタンニン鞣のヌメ革が良いものでクローム鞣のものは安いものと言う固定概念のようなものがあります。 実際は鞣方によってどれが良くてどれが悪いと言ったことではなく、鞣方によって革の性質が変わるので、革を最終的にどう言う風に仕上げたいかによってなめし方を選んでいくことになります。 さらに場合によっては複数の鞣を合わせることもあります。 植物タンニン、1種類ではなく複数を混合して仕上げたい風合いによって配合を変える。 そしてタンニン鞣やクローム鞣と言う手法の中でもタンナーごとに秘伝のレシピがあり 使用する薬品の濃度や種類、配合や手法が違い、それぞれに得意な仕上げ方があります。 それらを踏まえた上でBONCOURA Leather Projectは始動しました。 初めはこちらが求めるような手触り、質感、色にならず、手触りを取れば重さが、色移りを気にすれば質感が、色を直そうとすればムラが出るなどなど一つ課題をクリアすれば、また新たに課題が出てきて気づけば数十枚の原皮を使って試行錯誤していました。 熟練の職人達の協力もあり、長い試行錯誤の末に思い描くスエードにふさわしい風合いのものを創り上げることができました。 今回開発したスエードの手触りは柔らかく上品で滑らか、さらに色移りしづらく水にも強い特殊な鞣をしています。そして表面に顔料などのお化粧をせずに革本来の風合いを余すことなく楽しめる理想のものができました。 縫製 1枚1枚職人の手による丁寧な手裁断 丁寧に1枚1枚革を手で裁断していきます。 この工程は1枚1枚生地の状態を見て傷をかわすと言う目的もありますが、もう一つ重要なのは生地の表情を見極めることで、スウェード面は部位によって毛足の長さが変わり、お腹側の毛足が長く背中側が短いです。 1枚の革の限られた大きさの中からどの部分の毛足を長くするのか、短くするのか個性が決まるので、皮の状態を読み取る職人のセンスが光ります。 革製品ではよく見られるのですが、デザイン性に関係なくコスト削減のためだけに不要な継があり、それがあるために着心地が悪くなることもしばしば コストのことだけで納得いかないものを作るわけにはいかないので、デザイン性に関係ない不要な継は無くし贅沢に革を使用しました。 ボタンなどの付属品は全てオリジナル 一から金型を創り上げたB O N C O U R Aこだわりのオリジナルスナップボタン 表地のロゴデザインはもちろん受けの貫き方や着用していった後の経年変化までこだわり抜いたオトコマエな逸品です。
サイズ | 着丈 | 肩幅 | バスト | 袖丈 |
36 | 58 | 44 | 96 | 61 |
38 | 60 | 47 | 104 | 62 |
40 | 62 | 50 | 112 | 63 |
42 | 64 | 53 | 120 | 64 |
44 | 66 | 56 | 128 | 65 |
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