馬革は牛革と異なり、繊維が細かく柔らかい、
滑らかで、牛革とはまた違った表情の自然な筋やシワが表情豊かに現れます。
また、部位によっては細かな線が浮かび、牛革と同じく着用者ごとの個性が出やすいのが特徴です。
しなやかで繊維の詰まった馬革。
そこに、ワックスとオイルをふんだんに含ませることで、独特の手持ち感と重厚な風合いを実現しました。最大の特徴は、使い込むことで現れる独特のエイジング。一般的な茶芯レザーのように色がフェードしアタリがつくのではなく、このレザーは、脂や摩擦によって“色が濃くなっていく”ことでアタリが生まれます。
肘や袖などの曲がる部分には、やがて深みのある陰影が刻まれ、まるでジーンズのヒゲのような表情が浮かび上がります。
仕上げには、職人による手作業のワックス掛けを採用しています。一枚一枚の革の表情を確かめながら丁寧に塗り込むことで、均一ではない自然なムラや艶が生まれます。この工程によって、レザーごとの個体差が際立ち、深みと立体感のある仕上がりになります。
さらに、部位ごとに染料の染み込み方が異なる馬革の特性を活かすことで、色味や質感に微妙な違いが生まれます。また、小さな傷や染めムラもあえて隠さず残すことで、素材本来の風合いが生き、使い込むごとに味わいを深めていきます。
こうしたすべての積み重ねにより、レザージャケット1枚1枚が同じ製品ですが、より“オンリーワン”の存在として仕上がっています。
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BONCOURA Leather Item
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